ドバイは少しずつ外出制限が緩和されています

ドバイでは、昨日5/27から外出規制がさらに緩和され、6am-11pmは自由に外出出来るように。ただ子供と60歳以上の人はまだだけど制限中です。


5/22-5/26はEid holiday。ラマダンが終わり、イスラム教徒にとっては、いわゆる私たちのお正月のようなイベント。本来ならモールやレストランはお祝いモードで賑やかなはずが、今年は人出が少ない上、アバヤを着ている人たちの姿を外でほとんど見かけなかったような。。。ローカルは警戒して極力外出をしていないんだと思います。


ドバイのローカルは9割が公務員、さらに国から結婚出産のライブイベントには現金または土地⁈のプレゼントがあるので、ロックダウンになろうが仕事が休みだろうが全く生活に困りません。

さらにいうと、資産があるので不動産業をしたり、、、本当に彼らは仲間と昼間からゆーっくりお茶して、そんな感じでも収入がガッツリ!

このローカルは、UAE人口の約10%でそれ以外は外国人。外国人の内訳は半分がインド人、そしてフィリピン、パキスタン、、、と続きます。なので、ドバイはどこに行ってもインド人がいて、インドの食材は豊富です。もちろん駐在員も一定数いますが、圧倒的に単身出稼ぎです。極端かもしれないですがローカルの生活は、この出稼ぎの外国人に支えられてるにも関わらず、ローカルは彼らに冷たいなあと思う出来事を見聞ききするたびに残念に感じてます。。。。ロックダウンで失職した労働者が沢山いるのですが、最近は100人の路上生活者が逮捕されたそうです。逮捕⁈です。

福祉を〜とか、そういう考えにはならないんですね。そもそも、自分の国で働かせてあげてるって感じなのかもしれません。

イスラム教の教えって、国政には少しも反映されないんですね、残念ながら。

こんな事実を見せられると、ラマダンは貧しい人の気持ちを知るために断食するらしいのですが、、、ここから何か学ぶことはないのかと思ってしまったり。。。。

余談ですが、インド人ドライバーがある時話してくれました。彼は敬虔なイスラム教徒で、もちろん飲酒なしタバコはのまず、お祈りは欠かさず暇さえあれば携帯アプリでコーランを聴いているわけですが、、彼が言うには現世は不平等だから、来世で神さまの御加護のもと幸せに暮らせるようにお祈りしてる、と。現実は厳しい。

ドバイは片やポルシェやランボルギーニを走らせる若者がいるかと思えば、炎天下で道路脇に花を植える労働者がいて。実際にここで生活してみると、貧富の差があまりにも明確に見え過ぎてしまい、考えさせられることが多いです。

 

もちろん、心優しいローカルもいますが、、、。

なんだか斜めな思考になってしまいました。


日本のコロナ対策が評価されてますね!

いつも通りの生活が戻りますように。